こんにちは、katkenです。
今回はミートリフティングのステップアップの先について書いていきたいと思います。
ちなみに、実際にミートリフティングを挑戦してみてどうでしたか?
初めは中々、慣れてこないだったり、ただの基礎練習じゃないかと思う人、早く次に行きたいという人様々だと思いますが、どれも正解だと思います。
ただの基礎練習じゃないか!と思った人は感覚をつかめている証拠にもなりますので自信を持ってください。
しかし、このただの基礎練習が1番の重要なことであり、向上への近道となります。
ではこれから、ミートリフティングをやっていく道に、ほとんどの人が当たる壁とその先のトラップ練習まで書いていきます。
目次
ミートリフティングが上達したことで起こることとは?
次に、ミートリフティングの先にあることについて書いていきます。
慣れてきて、しっかりとミートができるようになってくると、次に起こることがあります。
それは、ワンバウンドでも勢いが難しくなってくるということです。
しっかりと当てて、ボールが高くなればなるほど、勢いも強くなってきます。
ちなみに、ボールの高さの目安ですが、自分の身長よりも高くなった時が目安になってくると個人的には思います。
勢いの強いボールを蹴り返そうとして、ミートができなくなってくるということが出てきます。
そうなってくると、また軽い音のミートになってしまいますので、せっかく出来てきたのに、出来なくなってしまうという事例が起こります。
ミート力を高めながらシュートとトラップの練習にもなる2つの練習方法とは?
その場合は、一旦ボールをキャッチしてしまうか、落下時にトラップの練習として汎用するのもありだと思います。
実際、シュート力の向上と試合でとても大事になってくるトラップの練習もできるので一石二鳥という形にもなります。
シュート力もトラップの練習も習得できるのって、とても効率が良いと感じませんか?
実際に私の場合、2種類やっていました。
1つ目の練習方法「クッショントラップ」
1つ目はクッショントラップです。
クッショントラップとは、足のつま先あたりでクッションのようにボールを止めて、通常であれば足に当たれば跳ね返りますが、クッションの場合はボールがほぼ跳ねません。
まるで、クッションのように柔らかく、止めることからこのように呼んでいます。
失敗する場合、足がボールに当たった際、乾いた音が聞こえたり、弾んだりします。
ポイントとしては、ボールの落下に合わせて、自分の足も下げるということが上達への近道になります。
初めは慣れてこないと思いますが、私はたくさん数をこなしてやってきた結果、上記のようなポイントを見つけました。
2つ目の練習方法「次のプレーを意識したのトラップ練習」
2つ目は、次のプレーを意識したトラップについてです。
かなり、抽象的ですので具体的に書きますとインサイド(足の内側)とアウトサイド(足の外側)でトラップすることです。
地面についたと同時に、インサイドまたはアウトサイドでトラップすることです。
少し横に動くことになりますので、スペースの確認は必要になってきます。
なぜ、これが有効的かと言いますと、サッカーの試合を意識していただきたいです。
試合中はボールも動いてますし、一旦ボールを止めてから次の動作よりも、止める際にドリブルでもパスでもシュートでもできる位置にボールを止めることが出来たら、相手が来ても対応できますよね?
そのための練習になります。
アウトサイドやインサイドは基礎ですので、そこからご自身でダブルタッチだったりオリジナリティー付け加える分には問題ありません。
まずはそのための基礎練習として参考にしてみて下さい。
トラップが終わった後はまたリフティングを再開してみてください。
冒頭にも書きましたが、この練習はリフティングの回数が大事ではありませんので、まずはミートすることの意識と、自分の身長よりも高くなってきたら、次はトラップの練習もついでにやってみてください!
ミートリフティングという練習が大事である理由とは?
最後になぜこの練習が大事なのかと言ことについて書きます。
ここまで見た感じですと、正直地味ですし、シュートと何の関連があるんだ?と思った方もいるんじゃないでしょうか?
私がサッカー初心者であれば、間違いなく思いました(笑)
とにかくシュートの練習なんじゃないかと思っていたと思います。
ではなぜ必要なのか?
それは実際のシュート練習をみんなでやるとわかります。
私は部活動に所属していましたが、現役の時も、コーチをやっているときに感じたことがあったのが、シュート練習でした。
体格もしっかりとしている子に限って、力任せでシュートを打とうとするんです。
これはすごく共通点が多いです。
ミートせずに軽い音のキックでシュートを蹴っていることが非常に多いです。
私はゴールキーパーもある程度は教えることができるため、自分でキーパーに入ったりもしますが、自分がキーパーをやる時ほど感じます。
まあ、力はあるのでシュートを受けるのは痛いですが(笑)
そこで、私がミートリフティングを教えたところ、力は若干弱まり、重いキックの音になったと同時に、キーパーとして取りたくないシュートになりました(笑)
それくらいミートが大事になってくるということになります。
反対に、線が細く、体格に恵まれない人や、身長の大きくない人でもシュート力が強い人は、必ずミートが上手いです。
そして、球が本当に重いので、キーパーからすると取りたくないシュートになります。
キーパーに嫌われるシュートって点を取りたいと思う選手からすると最高の誉め言葉になってくると思うのでどんどん嫌われていきましょう(笑)
シュート力とトラップ力も向上できるミートリフティングのまとめ
本質に戻りますと、そのシュートでミート力を高めるために必要となってくるのがミートリフティングです。
いきなりシュートでミート力を上げることも不可能ではないと思いますが、どうしても人が必要になってきたり、してしまいますし、中々感覚を確かめるのは難しいです。
地面で置いて蹴るのは次のステップだと思っていただいて構いません。
なぜなら、浮いているボールを蹴るほうがミートしやすく、感覚を確かめるにはちょうど良いからです。
極端かもしれませんが、数学や算数に似ているかもしれません。
足し算や引き算がやったことない小学生にいきなり掛け算や割り算を教えませんよね?
たしかに、頭の回転や切れがあったり、天才の人にはできるかもしれませんが、ほとんどの人は難しいと思います。
ここでいう足し算引き算がミートリフティングで、掛け算割り算が地面で蹴ると思っていただいて問題ないと思います。
順序も大切になってくると思いますので、皆様も是非試してみてください!
次回はステップアップ版で書きたいと思います。
それではまた。