こんにちは、katkenです。
今回はゴールキーパーの横っ飛びセービングのその先について書いていきます。
前回の記事を読んでいただけたでしょうか?
前回はお家で1人でも出来る練習方法でした。
実際にやってみてどうでしたか?
勢いを止めながら倒れてくることで、以前に比べて、恐怖心はなくなってきたのではないでしょうか?
今回は前回紹介した練習方法を使って応用編だったり、また別の練習法について書いていきます。
正直、極論にはなってきますが、横っ飛びセーブでもジャンピングキャッチでも、ゴールキーパーの動作の大半が「膝」が重要となってきます。
膝の使い方1つで、セービングの距離だったり、ジャンプの高さ、次の動作への移行のしやすさが全て変わってきます。
それくらい大事なものになってきますので、是非今日からまた意識していただきたいです。
また、今回は1人ではなく、2人1組でやる練習方法となります。
目次
横っ飛びセービング3つの練習方法とは?
今回は横っ飛びのセービングの練習を3つ公開していきます。
その3つとは「ボールを持ちながら倒れる(応用編)」「砂場ジャンプ」「蟹さんセービング」です。
どれも私が勝手に名前を付けていますので、聞いたと思います。
また、この順番も大切になってきますので、順番に沿って説明していきます。
ボールを持ちながら倒れるという練習方法【応用編】
まずは、こちらの「ボールを持ちながら倒れる」ということですが、前回の記事を見た人ですと見覚えありませんか?
前回、お家で出来る練習として紹介した内容になります。
そのため、今回は「応用編」として出させていただきます。
軽くおさらいさせて頂くと、ボールを持ったまま、足を斜め45度だし、1‐2秒間止まった後、倒れるという練習になります。
その際、膝もしっかりと曲げることによって、高い位置ではなく、低い位置で落ちることが出来るため、恐怖心を無くしていくという練習です。
また、持っているボールがクッション代わりにもなります。
それでは、その練習の応用編とは一体どういうことなのでしょうか?
それは、持っていたボールを相手側に持っていただき、投げてもらったボールをキャッチするということです。
その際、投げてもらう位置ですが、足を斜め45度出した際にとれる位置に投げるのがポイントです。
要するに、倒れやすくするためです。
目的は恐怖心を無くすということになります。
最初は普通にボールを投げてください。
慣れてきましたら、ボールに回転をかけてみてください。
実戦でボールが無回転のことはそんなにありませんし、回転しているボールを取るほうが練習にもなります。
バックスピンでかけても、地面に叩きつけて回転つけるでもバリエーションは増やしていただければと思います。
このように練習を積み重ねて、どんどん恐怖心を無くしていってください。
砂場ジャンプという練習方法
次に行っていただきたい練習が、砂場ジャンプです。
こちらは学校の部活動でやっている方前提にはなってしまいますが、砂場を使って、横っ飛びをするということになります。
砂場がない人は、芝生、最悪お家の布団とか利用してみてください。
あとは、先生から許可を貰えたら、マットとかに飛び込むのが良いです。
何故かと言いますと、いきなり地面に飛び込むって中々怖くないですか?
僕は正直怖かったですし、教え子も大体みんな怖いと言ってました。
中には、いきなり飛び込める人もいましたが、ほぼまれといっていいでしょう。
地面より少し柔らかいところに飛び込んで、飛び込む恐怖心を少しでも無くしていくのが目的です。
最初はいきなり飛び込むというよりは、倒れる程度で大丈夫です。
こちらでもポイントになってくるのは膝になります。
正直、最初のうちは思いっきり膝を曲げて、高い位置からではなく、極力低い位置で飛び込んでみてください。
変な話し、膝を曲げ切って、そのまま横に倒れるでも最初は良いです。
恐怖心がなくなるということが1番の目的になってきますので、初めは低い位置から慣れていきましょう。
そのため、2人1組になって、ボールを投げてもらいます。
取らないといけない状況下にすることで、飛び込む勇気が引き出せるからです。
慣れてきたら、少しずつ、高さを上げて、自分の飛び込みやすい位置を見つけてください。
蟹さんセービングという練習方法
ここまでの2ステップを踏んできましたら、次は最後の蟹さんセービングになります。
まず、この名前は私が勝手につけさせていただきました(笑)
蟹みたいに倒れるかというと正直意味合いは変わってきますが何となく、この名前を付けてみました(笑)
練習方法としては、まず、どちらかのゴールポストに立ちます。
右側のポストに立つのであれば、左側に向かっていき、右側のポストに立つのであれば、右側に向かっていくことになります。
横のステップで向かっていくのですが、まず腰を落とします。
どのようにステップをしていくかと言いますと、左側に向かっていく際は、左足を軸にしますと、右足を前に交差します。
それを続けて、5ステップしたあたりから、ボールを対面で出してもらう形にして倒れこんで取るという練習になります。
この練習のメリットとして、交差した足を基準にそのまま倒れることにより、必然と、倒れやすくなります。
例えば右足で交差した場合、倒れる1歩前の左足で倒れる姿勢が出来ます。
初めは高い位置ですと、中々恐怖心がありますし、出来るのことではありますが、けがなどして、トラウマになっても仕方ないです。
トラウマになってしまって、横っ飛びセーブが出来なくなってしまっても意味がありません。
そのため、今までも書いてきましたが、「膝」がやはりポイントになってきます。
この「膝」を意識して、倒れることが1番良いです。
この、蟹さんセービングも、腰を極端まで落として大丈夫です。
何度も言ってきましたが、ここでは完璧なセービングを身に着けるのではなく、まずは形を身に着けるための練習ですので、格好は悪くてもよいので、まずは慣れるために取り組んでいきましょう。
足が交差になっていることで、横っ飛びがしやすくなります。
蟹さんセービングの懸念点とは?
この蟹さんセービングには懸念点が1つだけあります。
それは「勢いがついてしまう」ということです。
先ほども書きましたが、5ステップくらいしてから倒れますので、勢いがついてしまいます。
その勢いで倒れやすくなりますが、その反面、倒れ方が非常に重要になってきます。
勢いがついて倒れますと、懸念点として、最悪倒れ方が悪いと、けがをしてしまいます。
唯一の懸念点と言ってもいいと思います。
そのため、最初はゆっくり、歩いてからでもよいと思います。
恐怖心を無くすという意味でも、徐々に慣らしていくということを意識していきましょう。
「膝」を意識した横っ飛びセービング練習のまとめ
今回は膝を意識した横っ飛びセービングについて書いてきました。
3つの練習方法として、ボールを持ちながら倒れる(応用編)、砂場ジャンプ、蟹さんセービングでした。
どれも共通しているのが、やはり「膝」です。
伸びきってしまっていますと、やはり高い位置から倒れるということになりますので、恐怖心を無くすためにもしっかりと、膝を曲げて恐怖心を徐々に無くしていきましょう。
少しづつ、恐怖心を無くしていって、気づいたら泥まみれの練習着になってきます。
お母さんの選択も大変になってきますので、たまには手伝ったり、謝ったりしましょう(笑)
それではまた。